HP System Management Homepage (HP SMH)は、HP-UX、Linux、およびMicrosoft® Windows®のオペレーティング システム上で、HPサーバ用の単一のシステム管理を統合して簡素化するWebベースのインタフェースです。
HP Webベース エージェントおよびマネジメント ユーティリティからのデータを統合することで、HP SMHは次の情報を共通の使いやすいインタフェースで表示することができます。
個々のサーバのソフトウェア バージョン コントロール
HP SMHは、HP-UX、Linux(x86、AMD64、およびIntel Itanium)、およびMicrosoft Windowsオペレーティング システムを実行しているサーバにインストールできます。
HP-UXシステムの場合、HP SMHはSysMgmtWebのバンドル タグを持ち、HP-UX 11i v1(B.11.11)、HP-UX 11i v2(B.11.23)、およびHP-UX 11i v3(B.11.31)のオペレーティング環境を含む、すべてのHP-UXバージョンにデフォルトでインストールされます。
HP SIMHP SMHは、HP Systems Insight Manager(HP SIM)と強固に統合されています。HP SIM内の[システム リスト]ページおよび[システム]ページからHP SMHに簡単に移動できます。 また、HP SMHベースのプラグインに直接アクセスするHP SIMツール([設定] > [HP-UX設定]カテゴリの下) もいくつかあります。
統合管理ツールHP SMHは、Webベースのシステム管理のための管理サーバを提供します。 HP-UXでは、Webベースの管理機能を提供するためにHP-UX System Administration Manager(SAM)の主要な機能が強化されており、HP SMHベースで使用できるようになりました。これには、Partition Management、Peripheral Devices、Disks & File Systems、Users and Groups、Kernel Configurationなどの領域が含まれます。
HP-UX System Administration Manager(SAM)の非推奨HP-UX System Administration Manager(SAM)は、システム管理タスクを実行するためのさまざまなツールを提供するHP-UXのシステム管理ツールです。 HP-UX 11i v3(B.11.31)リリースでは、SAMは推奨されません。 SAMの拡張バージョンであるHP SMHがHP-UXの管理するためのツールとしておすすめします。 HP SMHは、HP-UXを管理するためにグラフィカル ユーザ インタフェース(GUI)、ターミナル ユーザ インタフェース(TUI)、およびコマンド ライン インタフェース(CLI)を提供します。 smhコマンド(/usr/sbin/smh)を使用すると、これらのインタフェースにアクセスできます。 smh(1M)コマンドと同じ動作をする、sam(1M)コマンドを使用することもできますが、最初に推奨しない旨のメッセージが表示されます。 管理タスクを実行する多くのアプリケーションは、WebベースGUIインタフェースおよび拡張されたTUIで利用できるようになりました。 ただし、X WindowベースのObAMまたはTUIベースのObAMを使用するアプリケーションがいくつかあります。 システム管理者のいくつかの機能領域が廃止されました。 これらの領域は、HPテクニカル ドキュメントのWebサイトhttp://docs.hp.com/jaからアクセスできる、『HP-UX 11iリリース ノート』にリストされています。
追加資料追加資料は、以下のWebサイトに掲載されています。
Software Depot homeのHP SMH http://www.hp.com/go/softwaredepotにアクセスして、[Security and manageability]を選択します。HP-UXバージョンの[HP System Management Homepage]リンクを検索します。 Linuxの場合は、Software Depot Homeにアクセスして、Linuxを選択します。 HP Integrity Essentials Foundation Pack for Linuxを検索してください。
HP ProLiant Essentails Softwareページ http://www.hp.com/jp/servers/manage
『HP System Management Homepageリリース ノート』 ―
リリース ノートには、リリースの最新情報、機能と変更点、システム要件、および既知の問題について1の説明が記載されています。リリース ノートは、HPテクニカル ドキュメントのWebサイトhttp://docs.hp.com/jaに掲載されています。
HP System Management Homepageのヘルプ システム ― ヘルプ システムには、HP SMHの使用、維持管理、およびトラブルシューティング用のすべてのドキュメントが含まれています。HP SMHアプリケーションから、[ヘルプ]メニューにアクセスします。 『HP System Management Homepageインストレーション ガイド』 ―
インストレーション ガイドには、HP SMHをインストールして使用開始するための情報が記載されています。このガイドは、HP SMHに関連する基本的な概念、定義、および機能について説明しています。インストレーション ガイドは、HPテクニカル ドキュメントのWebサイトhttp://docs.hp.com/jaに掲載されています。LinuxおよびWindowsリリースでは、インストレーション ガイドは、Management CDおよびHP SMHのマニュアルライブラリhttp://www.hp.com/jp/proliantessentials_manualから利用可能です。
『HP System Management Homepageユーザ ガイド』 ― ユーザ ガイドには、HP SMHの使用、維持管理、およびトラブルシューティング用のすべてのドキュメントが含まれています。LinuxとWindowsでは、このユーザ ガイドは、HPテクニカル ドキュメントのWebサイトhttp://docs.hp.com/jaに掲載されています。 HP-UXの場合、印刷されたユーザ ガイドは提供されなくなりました。HP SMHの使用方法、保守、およびトラブルシューティングについての情報は、HP SMHのオンライン ヘルプを参照してください。
Next generation single-system management on HP-UX 11i v2(B.11.23) ― HP SMHとそのプラグインを紹介するWhite Paperです。 このドキュメントに記載されているHP SMHとプラグインの用途は、HP SMHで提供される機能を顕著に表しています。 White Paperは、HPテクニカル ドキュメントのWebサイトにhttp://docs.hp.com/en/4AA0-4052ENW/4AA0-4052ENW.pdfとして掲載されています。
hpsmh(1M)マンページ ― HP-UXリリースでは、コマンドラインからman hpsmhコマンドを使用してマンページが利用できます。この情報は、LinuxおよびWindowsでは利用できません。
smhstartconfig(1M)マンページ ― HP-UXリリースでは、コマンドラインからman smhstartconfigコマンドを使用してマンページが利用できます。この情報は、LinuxおよびWindowsでは利用できません。
sam(1M)マンページ ― HP-UXリリースでは、コマンドラインからman samコマンドを使用してマンページを参照できます。この情報は、LinuxおよびWindowsでは利用できません。SAMの機能変更については、このヘルプの前のセクションで説明されています。
関連項目
|